繰り返し

今日は絶対的休日。

 

子どもたちの相手をしながら、売る本や漫画の整理をしていた。

子どもたちは発掘された漫画を読んだり、ケンカしたり、腹がへったと騒いだり。

この家で過ごすことが日常になりつつある。

毎食食事を用意するのは、面倒だけれど幸せなお役目だ。

一人だとなかなか減らないお鍋の中身も炊飯器の中身も、気持ち良いほど瞬く間に空っぽになっていく。

 

彼らが帰ってしまったら、また自由で静かな時間を味わうんだろう。

でもあまり感傷的な気分にはならない。

私はおそろしく自分勝手なんだろうな。

彼らから、寂しさを私は感じない。

批判する人はいるだろう。私に何らかの理想を求めている人は幻滅するだろう。

やむを得ないと思う。

私は決して褒められたことをしているとは思わない。

ただ彼らとこの家で過ごすことが、私たちにとって日常になりつつあることが嬉しい。

特別なことの何もない、食べて、しゃべって、笑って、ケンカして、眠る、そういう日常。

私たちが何年も一緒に繰り返してきたことが

今も同じように繰り返せることに感謝している。