伝えていく

今日は自助グループのパセージOBメンバーさんとの抄読会と、野田先生の論文のオンライン勉強会でした。

 

 

抄読会と言いながら、半分の時間はメンバーさんの、ブレークスルークエスチョンズを使ったロールプレイの練習をしています。

みなさんパセージの理解がとても深い方たちなので、私はあまり緊張せずに始められる会ですが、

及ばずながらですが、事例を取り扱うリーダー役さんのスーパーバイズをするのは、脳疲労が激しいです。

 

言葉では伝えられないこともたくさんあります。

私が身体で学んできたことを、同じように身体で学んでいただけたらいいなと思います。

事例提供メンバーさんが、感じたまま、思ったままエピソードを語り、リーダー役さんからの問いかけに答えてくださって、ありがたかったです。

他に何ができるかな?と思って事例を出したことが、今までと違ったところですとお話ししてくださったことも嬉しかったです。

お互いに尊敬し合い、信頼し合える関係の中で、エピソードを扱っていくお稽古ができることは、本当にありがたいことだと思います。

 

私はこういう学習会を、もっとやっていきたいのです。

パセージのフォローアップなんだけど、私がリーダーするだけでなくて、他のメンバーさんたちにも進行役や、リーダー役をやってみてもらいたいのです。

そうやって、進行役やリーダーの立場に立ってみることで見えるものがたくさんあるはずです。

私はメンバーさんが進行役やリーダー役をされると、その方のより多くのストレンクスを見つけることができます。

他のメンバーさんたちが、リーダー役さんのためにと、より協力しようとされるのを感じることができます。

 

私のお役目は、場を作ることなんだろうなと思うのです。

私の学んだことはすべてお伝えしていきたいと思います。

きっとみなさんは、私よりも上手にリーダーができるようになると思います。

私は練習の機会が少なすぎたから。

こうやって仲間と共にエピソードを扱っていく経験が少なすぎました。

今、やっと場数が踏めてきて、リーダーとしての動きが身体でわかってきたような気がします。

事例提供者さんと一緒に、リーダー役さんも他のメンバーさんも一緒に、

メタの位置に立って、エピソードを味わい、いろいろなことを話し合うことが、おそらく普段の生活ではなかなかなされない「対話」であり「学習」なのだろうと思います。

安全な枠組みを、私が作ります。

どうかみなさんは、私を超えていってください。

私の傲慢さや主役やりたい感が、リーダー役をするときに、様々な場面で裏目に出ます。

私とまったく違うストレンクスをお持ちのみなさんと一緒に学ばせていただけて、よいモデルを見せていただいています。

 

 

この5月末から、この地域で初めてのパセージプラスを開催します!!

エピソード分析は、パセージプラスでそのやり方を学ぶことができます。

私もやっと初めて受講することができます。

パセージプラスを受講されたメンバーさん限定で、秋頃から、エピソード分析の学習会を開いてみれたらと思っています。

リーダー役を交代しながら、みなさんとご一緒に学べるのを楽しみにしています。