きょうだい喧嘩

今日は色々雑用と、昼寝の日。
今週はお母さん業が多忙で、疲れているようだ。
今日は(も?)子どもネタでお茶を濁すことにする。


長男と次男は4歳差だが、けんかがかなり激しい。
蹴ったり叩いたり、どたんばたんとすごい音がする。
怒鳴り合い、泣き叫ぶ声も、何事かと思うほどにぎやかだ。
パセージテキストには、きょうだいげんかは子どもの課題と書いてある。
今までずいぶん長いこと、私はパセージをかなぐり捨てて、
もうほんまに静かにして!と、口出しをすることがあった。

 

家族会議で、けんかするときは子ども部屋でお願いしたいですということを提案し、
我が家のルールとして採用してくれたこともあった。
ただし、部屋の外でけんかが始まった場合、どちらが先に部屋に行くかとか、行かないとかで、
また今度はこのルールがけんかのネタになったりもしたり、
私の実際の頭痛の種(身体的迷惑)になっていた。


最近は、この度のパセージのメンバーさんたちの気合に満ちた実践をお聞きして、
私も課題の分離を頑張ろうと思って、けんかが始まったら、離れて一人になるようにした。


料理している最中にそこでけんかが始まったら、
「静かになるまで私は部屋にいます」と言って、
料理を止めて、部屋に閉じこもることにした。
ダイニングではなにやら怒鳴りあいが続いているが、気にしないようにする。
音楽を聞きながら自分の用事や勉強をしていると、
いつの間にか静かになっていて、コンコンとノックがされる。
「はい?」
「…お母さん、ぼくたちもう仲直りしましたので…」と、ドアの隙間から頭がふたつのぞく。
「あ、そうですか。ほんとに?」
「ほんとです!ねー?」
「ねー!ほら!」
「はい、じゃあご飯作りまーす」
早くけんかを止めないと、ご飯はいつまでも食べられない。
ようやく学んできたようだ。


私が学んだことは、私が介入を続けると、彼らは自分の課題に取り組もうとはしない、ということだ。
そして私は、私の課題に取り組むべきだ。
しかし頭が痛くなるような場所に無理していなくたっていい。
私たちは協力し合って暮らしていくのだから。