一緒に学ぼう

今日もお母さん業と、様々パセージ終了後の作業をしていた。

自助グループの方のブログに、今回のパセージのご感想を紹介させてもらった。
ご存知の方はどうぞそちらも見てやってください!
ご存知ない方は、コメント等で個別にご連絡いただけたら、メールでお知らせさせてください。(コメントは非公開にしています)

 

長男は、自分のお友だちのお母さんがパセージを受講されるのも嬉しいみたいで、
「ぼく、友だちにパセージのこと紹介しときましたよ!」と言ってくれる。
「パセージ勉強する前と今じゃ、お母さん全然違うからね。優しいお母さんになったからね。きっと友だちも、お母さんがパセージ勉強して良かったって思うと思うよ。」
恥をさらしているのか自慢しているのかわからなくなってくるのだが、
このように、パセージの前後を知っている子どもは言ってくれた。
私が支配的な母親であることに変わりはないのだけれど、
私は自分の支配性に気づき、手離そうという努力ができるようになったよ。
でも私の成長よりも、君の成長の方がはるかに大きい。


長男がときどき「今日はパセージどうでしたか?」って、聞いてくれるのも嬉しい。
私の関心に関心を持ってくれて、とても嬉しい。
昨日、「ぼく、アドラー心理学の勉強したいんだ。」って言ってくれた。
その言葉は、やがて忘れられていくのかもしれないけれど、それでもまったくかまわなくて、
今、彼がそのように思ってくれたことを私は幸せに思う。

 

 

給食に白ご飯が出ない日があって、白ご飯を持って行かないといけなかった日、
長男から頼まれていなかったのもあって、私はまったく知らず、長男はお箸だけ持って行った。
すると朝、担任の先生から電話がかかってきた。
先生「あの、今日は白ご飯持参の日なのですが、ご飯を忘れてしまったと言いに来てくれまして…」
私 「え!あ、そうだったんですか!すみませんでした!わざわざお電話ありがとうございます!」
先生「…。」
私 「…。」
先生「 …あの、お母さん…?」
私 「はい?」
先生「あのー、ご飯を持ってきていただくことはできますか?」
私 「はい?え?」
先生「いえ、その、ご飯なしで給食ということになってしまいますので…」
私 「あー、そうですね。…あの、おかずはあるんですよね。」
先生「ええ、そうですが。」
私 「あの、ちょっと今日は持っていくことができそうにありませんので、ご飯なしで耐えるようにお伝えいただけますか。」
先生「へ?はあ…え?それでいいんですか…?どうしてもご都合がつかないと?」
私 「そうですね…ええ、ちょっと難しいと思いますので、すみませんが…」
先生「はあ…ではわかりました、はい…」
先生をひじょうに困惑させてしまった。


長男がいつも通り機嫌よく帰宅して
私 「今日、白ご飯持っていく日だったんだってね!忘れててごめんね〜」
長男「あれ、なんでぼくが持ってくの忘れたの知ってるの?」
私 「え、だって先生から電話いただいたんだよ。今日白ご飯持参の日なんですけどって。」
長男「あ、先生ほんとに電話したんだ。」
私 「どういうこと?」
長男「ぼく、ご飯忘れましたって先生に言いに行ったら、お母さんに持ってきてもらうように電話しますねって言ってもらったんだけど、その後先生から何にも言われなくて、そのまま給食食べたから、先生は電話するの忘れたのかな?って思ってたんだ〜」
私 「そうやったんや。ちゃんと先生は電話かけてくれたよ。で、ご飯持ってきてくれますかって言われたんだけど、すみませんちょっと無理です〜って言ったら、めっちゃびっくりしてはったわ。」
長男「あー。」
私 「お腹すいてるだろうなー、持ってってあげた方がいいんだろうけど、でも頼まれてなかったしなー、あーバスも電車もいい時間のがないわーって思って、持って行かなかったんよー。ごめんね。」
長男「いえいえ、ぼくが白ご飯用意してって言ってなかったから、当然です。」
私 「まあ!なんとご立派な」
長男「 お母さんが持ってくるわけ絶対ないって思ってたし 笑」
私 「まあ!よくご存知ですね!」
長男「うん。だから、ぼくは別に持ってきてもらおうと思って先生に言ったんじゃないんだよ。不思議ですね(←枝雀の口真似) 笑」
私 「不思議ですね(←枝雀の口真似) 笑」


長男は課題の分離のプロだなと思った。私よりパセージ上手に実践していることがある。
そして最近「普通のお母さんは、お母さんとはちょっと違う人が多いみたいだよ」って、よく言われる。
長男は「まあ、普通のお母さんは持って行くんでしょうけどね。ちょっと甘いよね。」と、上の会話の後言っていた。
意見が一致していてたいへん嬉しい。

私と長男は、近頃はとても仲良しだ。トラブルがない。
いつか一緒にアドラー心理学、勉強しようか。そんな淡い夢を描きたくなってしまう。

 

 

今朝幼稚園に向かって次男と歩いていたら、

急に「ぼくもアドラー心理学お母さんと一緒にお勉強したいんだ。」と言った。
「えー、そうなの?嬉しいな」
「だってお母さんと一緒にお勉強したいんだもーん」
「じゃあ一緒にお勉強しようね」
「うん!」
次男は、ただ私と一緒に何かをするのが好きなだけ。それも知ってる。
でも、とても嬉しかった。
私が大切にしていることに関心を持ってくれること、こんなに勇気づけられるんだってわかった。