今日はカウンセリングでした。
お1人のクライアントさん、9回目でカウンセリングを終結しました!
また何かあれば来てくださいということにして、
一応次回は1ヶ月後に、報告に来てもらうという形で終わりました。
たくさんの勇気を出して、相手役さんのために実践を重ねてこられて、
クライアントさんの「かのように」の物語がまったく別のもの変わっていく様子を
ずっと一緒に体感することができていました。
そう、私が糸を見つけることのできたクライアントさんです。
今日のカウンセリングは、2人でたくさん泣き、笑い、してしまいました。
深い深い森でした。
でも、暗い森を抜けて、陽の差す道に出ることができました。
これからはもう私が隣を歩かなくても、大丈夫。
ご自分がどれほど勇気を持って、努めてきたかをもう知っておられるから。
ご自分にどれほどたくさんの富があるか、
優しさや真面目さや冷静な判断力や、そういう素晴らしいストレンクスを持っておられて、
それをどうやって今まで使ってこられたか、
これからどうやってそれを使うことができるか、
そういうことを全部、ご自分で気づいていかれて、学ばれたから。
輝いた笑顔で、新しい物語の第一歩を歩き始められた姿を、
本当に尊く思います。
これからもタスクはやってくるけれど、
もう怖がらずに、勇気を持って取り組んでいかれると思います。
こんな素晴らしい体験をさせていただけたことに、感謝しています。
アドラー心理学を学ぶということは、幸せになることです。
誰かの優しさや思いやりや、誰かを思うあたたかい気持ちに気づいて、
時折、隠れてしまうその人本来の美しさを、
輝かせることがアドレリアンセラピーだと思います。
アドレリアンセラピストとして、私は今日、第一歩を踏み出せたのかもしれません。