誰か聴いて

今日はカウンセリングの打ち合わせと、オンライン勉強会でした。
自助グループ活動の日程調整の相談を始めました。
パセージの準備も始めました。

 

結婚生活は大変です。
家族と一緒に、子どもを育てて、お互いの実家の人々とつき合っていくのですから。
価値観も雰囲気も違う家庭に生まれ育った他人同士が、
多くの場合は恋愛で頭がしびれた状態で結婚して、それから長く続く暮らしを作っていくのですから。

 

女性には様々な顔(ペルソナ)があります。
娘、妻、嫁、母。それから、そういう役割から離れているときの自分。
パセージでお手伝いできる範囲は、母としてのペルソナについてなんだろうなと思います。
考えてみると、一般的には母は、一番新しいペルソナですね。
そして子どもを育てていく使命があるから、成長させやすいペルソナなんだろうと思います。

子どもと良い関係を作ることは、お稽古がいるけれど、
どなたもきっとできる、と思います。
私もとても苦労したけれど、未だに問題は多々ありますが、良い関係を作ることができました。
パセージを広めていくことを、ありがたいお役目として果たしていきたいです。


パセージでカバーできない部分で、カウンセリングできる部分を相談していくわけですが、
様々なペルソナを持っているけれど、どのお顔にも一貫しているその人らしさがあります。
その人らしい美しさを見つけて、より活かしていけるようにお手伝いができればいいなと思います。


お話しをお聴きしていると、エピソードの中から、
その方の素敵なところや、がんばっておられるところ、辛く感じておられるだろうところが
少しずつ見えてくるようになってきました。
ときどき、物語の中にふっと入れることがあって、胸に迫ってくるのです。
私にできることは、その物語を変えてみようという勇気を持てるように、
より良い物語はどんな物語なのかと探すクライアントさんの傍を歩くことです。

 


何が良いか悪いかは私には判断ができません。
ただ協力的な暮らしのイメージを描く方法を知っているだけです。
私も今、あなたと同じように、協力的な暮らしをしていこうとあがいています。
方法さえ知っていれば、あとはこの自己執着を手放すだけです。
私たちにはたくさんの個性的なストレンクスがあって、
これまでそれらを使って生き延びてきたのだから、私たちはあるものを使うしかないのだから、
あとは実践する勇気が必要なだけなのです。

 

その勇気を持てるように、仲間の力が要るということを私は学びました。
私も、出会えた人にとって、そういう仲間になりたいと思います。