私の宿題

今日は絶対的休日の2日目でした。

午前中は
アドラーの著作とドイツ圏の近現代の職人を取り巻く政治経済についての本を読んで、
午後からは
パセージ第1章のメモを作って、
メンバーさん全員に勇気づけカードを書いて、
シンポジウムの原稿案を書きました。
今日はけっこうがんばった…。


パセージのメモというのは、
パセージのコース中に何を話し合ったか、どんなエピソードが出たか、
メンバーさんたちの発言や反応はどうだったか、といったことのメモです。
パセージリーダーは、メンバーさん1人1人についてのカルテを作ることが推奨されているのですが、
私にとってはそのカルテの代わりです。
1人1人についてバラバラに書いていくよりも、
私にとっては、何が起こったか、時系列で書いていく方が書きやすいし、
インデックスとしても使いやすいので、そのようにしています。
カルテを作ることの目的は、メンバーさん1人1人の成長を見える化することです。
8章を通して、本当にメンバーさんたちは成長されます。
その成長の軌跡を、リーダーが把握していくことで、より援助することができるのだと思います。

 

時々メンバーさんたちが、以前の章で話してもらったことなどを私が聞いたりすると、
よく覚えていますね!ってびっくりして喜んでくださるのですが、
何にもしていなかったらそんなに覚えていられないと思います。
すぐに引き出せるように、1章1章、ちゃんとメモしているからです。

 

 

メモは、パセージリーダーとして慣れないうちは、コース中に色々書いていたのですが、
あれはよくないですね。
先輩からも指摘されました。
メンバーさんたちの動きに集中することが難しくなってしまいます。
パセージはすごく集中力を使うので、メモしない方がやりやすいです。
それにサブリーダー研修のとき優子先生も、ほとんどメモをしておられなかったと思います。
ペン持っておられたかな?と思い出せないぐらい、メモしておられなかったと思います。

 

なので今は、コース中はできるだけメモを取らないようにして、
全部覚えておいて、後で記録するようにしています。
すべてを記録するわけではありませんが、
私は座席表を書いておくと、何が起こったかを時系列で、
お芝居を見るようにして思い出すことができるようになってきました。

 

ただ、思い出してメモを作る作業は、これもまたちょっと集中力のいる作業です。
でもこれをしておくと、
次に、メンバーさんたちに勇気づけカードを書くのが、とても書きやすくなります。
こんなことを言ってくださったな、こんなことに気づいてくださったな、
ということが一度思い出せているので、そのことについて勇気づけの言葉を書くのです。

2章からは、この他に、課題シートのコメント書きという宿題が発生します。
課題シートのコメントについても研究を重ねましたので(笑)
またそのうちここに書いてみようかなと思います。

 


私は、パセージのコース中がとっても楽しくなってきました。
多分私はグループを動かすことが好きなんでしょうね。
それに、メンバーさんたちの動きや、メンバーさんたち同士の関わり合いを見るのがとても好きです。
そしてメンバーさんたちの表情が毎回毎回、明るく美しくなっていかれるのを見ると、
本当にこのお仕事ができることを幸せに思います。
1章分のパセージが終わって、次の章までに
メモ作成や勇気づけカード作成や課題シートのコメント書きという宿題をしなければならないのは
正直しんどいです。
でも、これがあるからメンバーさんたちが成長していかれる、ということが確かなので、
ありがたいお役目だと思って、がんばります。