仲間がいる

今日は、プチパセージと、長男の個別懇談と、オンライン事例検討会で、

ちなみに町内会のゴミ当番で、生協の宅配もあって、

かなり予定つめつめの一日でした。

 

長男の懇談の後、

「長男と一緒に次男の幼稚園の預かり保育に迎えに行って帰宅する」

というミッションを、夫が車に乗せていくよ、と助けてくれました。

私は車に乗らなくて、長男の学校はバスで40分ぐらいの遠さなので、とても助かりました。

車の中で、夫の実家への帰省のことをどちらからともなく話し始めて、

予定は無事に決まりました。

私は4泊、夫と子どもたちは6泊。

帰省の途中で、私がカウンセラー養成講座に見学に行くことを快諾してくれました。

いつも帰省と私の受講したい講座がかぶってしまって、

(帰省期間が長いからなんですけども)

その調整が難しいのです。

で、今回はもう、カウンセリングの勉強に行ってる場合じゃなくて、

夫婦の問題をなんとか解決しなきゃあかんやろと思って、

受講をあきらめていたんですが、

昨日、夫がカウンセラー養成講座にこの日かこの日なら行ってもらって大丈夫だよと、

言ってきてくれたのです。

もうちょっとだけいい妻になれるように、ありがたく勉強しに行ってきます。

 

 

私が自助グループを始めたのは、4年ぐらい前です。

まだパセージリーダー養成も受けていなくて、

地元ではパセージを受けたことがあるのは私ともう一人だけでした。

色々あって、途中、1年ほど活動を休止していた時期もありました。

県外に行かないと、アドラー心理学を学ぶ仲間は私にはいないと、思い込んでいました。

それが、今は、本当にたくさんの方に協力していただきながら、

パセージの定期開催ができるようにまでなりました。

私と一緒にパセージとアドラー心理学を学びたいと言ってくださる方に、

次々と出会えています。

今日のプチパセージには6人の方が来てくださいました。

こんな風になるなんて。

 

「種まきだからね、土作りからだからね、時間はかかりますよ。」

今ではたくさんのパセージリーダーさんを育てておられるリーダーさんが、

「10年前自助グループを始めた時は私ひとりだったんですよ。」と言ってくださいました。

先輩方のしてきたことを、私も同じようにしていこうって思えました。

地道で遠い道のりだ。だけどこの道しかないんだと思いました。

でもまさか、こんなに早くに芽が出て、私がひとりでなくなるなんて、

予想できませんでした。

 

これは私の力ではないのです。

私は土を耕し、種はまいたかもしれないけれど、

芽が出るのは、その種の持つ力によってです。

きっとこうやって場を作ることが、私に回ってきたお役目なのでしょう。

初めて来てくださった方が、

まずここに来ようと思ってくださったこと、

それから様々なことに気付かれて、様々なことを学ばれて、

明るい笑顔になって、他の方たちと打ち解けて、

そうして、また来ますと言ってくださること、

奇跡のようだと思います。

 

私がいつも、みなさんから一番勇気づけられているんじゃないでしょうか。

出雲パセージの後、そこで自助グループが生まれました。

あのときも早朝からたいへんな移動をしながら、しかも大赤字で、

それでも毎回とても楽しみに通えたのは、

メンバーさんたちが私を勇気づけてくれていたからです。

私には仲間がいるということ。

そのことがただただ、嬉しいのです。