あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は仕事だし、家での時間もひとりで過ごすし、
職場でいただいたお餅と大根でお雑煮だけ作ろうかなと思っていた。
でもお雑煮用の白味噌と金時人参と三つ葉を買おうと思って出かけたら、やっぱり少しはおせちを作りたくなってしまって
ちょうど休日だった30日に、お煮しめとかブリの塩焼きとかブリ大根とかを作った。
出来合いのものも幾らか買って、年越しそばも買って、
人生初のひとりの年越しとお正月を迎えた。
ひとり静かに、過ぎた一年と新しい一年のことを思うことができた。
この家に引っ越してきてから中断していた五体投地も再開した。
3日の今日は、朝から子どもたちが来てくれた。
7日まで毎日一緒に過ごすことができる。私の冬休みだ。
好みがうるさい次男が、お雑煮もお煮しめも、私の作ったものを美味しいと食べてくれてとても嬉しかった。
元夫もおせちを用意して、おぜんざいを作ったりしてくれたらしい。
元夫の実家に帰省したり、特番を見たり、世俗的な年末年始を楽しく過ごしていたようだ。
いつも思うけれど、彼らがちゃんと世俗に所属して暮らせているので、私は大いに浮世離れして好きなように暮らすことができるのでありがたい。
私のように世俗の喧騒が嫌いだと、生きていくのが結構しんどいからね。
子どもたちのためとはいえ、世俗の社会勉強を一緒にしなきゃいけないのは結構辛かった。
でもそんなお役目からもう私は解放され、テレビをひとつも見ずに、油物も一切食べずに、職場でもほとんど仕事らしい仕事のない静かな環境で過ごすことができた。
良い環境のこの家を、心地よく整った状態にしておきたいと思う。
今年の抱負は、整えるということにしよう。
心静かに瞑想をして五体投地をして、料理をして、掃除をして片付けをして暮らしていきたいと思う。
ささやか過ぎるけれど、暮らしを自分で整えていく私は、理想の私だ。
これは誰かの評価を求める類の優越目標ではない。
…おそらく私はかなりライフスタイルが変化したのだろう。
今日は長男のハマっている人狼というゲームを、3人で楽しんだ。
数ヶ月前から、長男は学校の休み時間に人狼をしているという話をたくさんしてくれていた。
男女混合の11人で、毎日のように集まってしているのだそうで
長男の話を聞いて、私も次男も少しずつルールを理解できるようになっていた。
(人狼についてご存知ない方は、以下のHPなどをご覧ください。かなり複雑なゲームです。
【はじめてのじんろう】人狼を全く知らない初心者のための簡単ルール・説明書 - Board Game to Life )
しかし3人ではゲームが成立しないので、ぬいぐるみを12匹使って遊ぶことにした。
役職カードを2組作り、
1組はそれぞれのぬいぐるみのおしりの下に1枚ずつ置いておく。
もう1組は進行役が使う。
次男と私はそれぞれぬいぐるみを1匹ずつ選んで動かす。
長男の仕事は多くて、
進行役(ゲームマスター)と、
昼のターンで動かすぬいぐるみを、役職カードを引いて4匹ずつ選んで動かすこと、
夜のターンでの人狼の動き、能力者たちの動きを役職カードを引いて選ぶこと。
ちなみに、何度かゲームを試してみて完成させたこの工夫は、少人数でも人狼を楽しめるように長男が考えたオリジナルである。
騙し合いのテーブルトークRPGゲームなのだけど、
物騒な言葉遣いとは裏腹に、チームプレイが要となる面白いゲームだとわかった。
そして長男は恐ろしく賢いなあと驚いた。
次男は場を撹乱させるのが上手で、私よりもルールとゲームの一場面一場面の状況を深く理解していた。
もう一回もう一回と次男が言い続けて、結局今日は5時間ぐらい人狼をしていたと思う。
ぬいぐるみたちはポーカーフェイスが得意なので(笑)、対人のゲームより難易度が高いかもしれない。
いつものぬいぐるみたちと、まるで違う世界を作ってしまった。
今年も創造的な毎日を過ごせそうだ。