言葉を信じる

どうもPCの調子が悪い。ビデオは未だ使えず。大抵のことは支障なく使えているが。

今日のオンライン事例検討会もスマホから参加した。

 

事例検討会で、子どもの課題に介入しないというアドラー育児の、ひじょうに気合の入った実践のお話を聴いた。

クライアントさんが心からカウンセラーさんの言葉を信じておられるのだなと感じた。

藁にでもすがる思いで来られる方は、私たちよりもずっと必死なんです、必死で学ばれるんですよって、パセージリーダー養成のときに野田先生が仰った。

だからメンバーさんからリーダーは学ばせてもらえるんだ、とも仰っていたと思う。

カウンセラーさんが本当にあたたかく、クライアントさんと丁寧に関係を作って援助しておられるから、クライアントさんは勇気を持って実践をできるのだと思う。

カウンセラーさんの言葉を信じられるクライアントさんを、美しいなと思った。

 

そのお話を聴きながら、私のクライアントさんたちのことを思っていた。

私の言葉を信じて、勇気を振り絞って実践しておられたことを思っていた。

 

 

私は今、言葉を信じることが難しいようだと気づいた。

誰かの言葉を信じることが、とても怖い。

 

 

今の私は、言葉の代わりに、行動を信じようとしていると思う。

これは私にとっては大きな変化だ。私は言葉を重んじ、行動を軽んじてきたから。

私自身、ほんとうの言葉を発し、言葉にしたことを行動しようと努めている。

 

けれど、人の言葉を信じてみたいと思った。

誰も彼もというわけにはいかないだろうけれど、一度自分の価値判断を置いて、相手の言葉を信じてみたいと思う。

そうすれば、世界はまた変わるかもしれない。