学友

今日は練成講座のシェアリングをオンライン勉強会で行った。

 

いくつかのオンライン勉強会で、練成講座だけでなく、他の優子先生の講座のシェアリングの時間を設けている。

私は昨年の7月の練成講座以降先日の練成講座まで、1年間講座に参加できなかった。

私は地元では先輩と共に学ぶ自助グループには所属していないので、

自分がみんなの先輩になってしまっている。

パセージであれば、自助グループやコースの中でメンバーさんたちと学ぶ中で、私にもたくさんの新しい学びがある。

けれどもエピソード分析やカウンセリングや、ましてや心理療法ともなると、論文や野田俊作ライブラリ、アドラーの著作などをいくら読んだとしてもとても学べるものではなく、

先生方先輩方から学ぶしかないのだが、私の状況ではそれは大変難しいことだった。

なので仲間が講座で学んできたことをシェアリングしてくれることは、本当にありがたい。

 

同じ講座に出ても、ひとりひとり、つかんで帰ってくるものは異なる。

それらの学びをシェアしてもらうことで

私はひとりひとりの仲間のストレンクスを感じながら、優子先生の言葉を受け取る。

今回練成講座に参加できたから、仲間に私の学びをシェアできるのはとても嬉しい。

(優子先生に来ていただいたパセージプラスのシェアは、たくさんさせてもらった。)

同じ講座に出た仲間同士でも、学んだことは様々なので、互いの学びをシェアするのは大変楽しい。

 

そうやって生のものとしてつかんだ学びが取っ手となって、

論文の内容が実感を伴ってつかめるようになってくる。

私たちはひとりきりではアドラーや野田先生という巨人に触れることもできないが、

仲間と共に学べば、たくさんの体験と実践と実感を言葉にしていくことで

ときどき、ああこれが野田先生の言いたかったことなのかな、と感じられる瞬間がある。

 

仲間と共に学ぶとき、

学ぶための学び方や、

学ぶための枠組み作りや、

学ぶためのコミュニケーションの取り方についても

私たちは学んでいる。

毎日毎日、新しいことを学んでいる。

これ以上に幸せなことはないと思える。

私はいつまでも冒険者でいたいと思う。