いくつもの舞台

今日はオンライン事例検討会でした。

毎回、エピソード分析を使ったカウンセリングについて多くのことを学ぶことができます。

とてもありがたいことです。

 

すべて、エピソードで考えるべきなのだなあと思います。

ひとつの場面に、物語は象徴的に、意味が抽出されます。

 

人生は芝居なのだと、私は本当に思うのです。

私は自分の芝居の主役なんだけど、他の人のお芝居の中では脇役です。

私の立つ舞台は、たくさんの演目があります。

それぞれの演目での役はちょっとずつ異なりますから、いくつかの異なったペルソナを使い分けて演じます。

いくつかは、続きもののお芝居もあるかもしれません。

そういう複数のお芝居では、おそらく同じペルソナで演じているのでしょう。

 

ひとつのペルソナだけを見せるおつき合いよりも、

私は複数のペルソナで同じ舞台に立つおつき合いを好みます。

その方が、相手のことをよりよく理解できるから。私のことをよりよく理解してもらえるから。

だから、母と一緒にアドラー心理学を勉強したり、

大学時代からの友だちとアドラー心理学を勉強したり、

パセージで出会ったメンバーさんと遊びに出かけたり、

コーラスサークルの仲間と自助グループで学んだり、

そういう重層的な関係が結べていることを幸せに思うのです。

 

 

明日のプチパセージでも、お世話になっている方と、また新たな重層的おつき合いが始まりそうで楽しみです。