勇気ある大人たち

今日は日中はお母さん業。夜は野田先生の論文のオンライン勉強会でした。

 

 

子どもは可愛いけれど、子育ては大変です。

現代では子育てをするお母さんたちは孤独になりがちだと思います。

そして世の中には情報があふれています。

その情報の大半は不安を誘うのです。

ママ友づきあいも、怖いよ大変だよっていう情報が流れています。

いったいどうしたらいいんだ…ってなってしまいます。

 

同じ幼稚園で子どもたちの成長を見守ってきたママ友とは、まるで戦友のようです。

お互いに大変な時期があって、そのときは言えなかったけれど、

過ぎてからでも、話しができるような関係になれて、良かったと思います。

 

 

子どもの頃、私は成長するのは子どもだけだと思っていました。

だから大人になるのはつまらないなと思っていました。

どこかで「大人はつまらない」という大人の言葉を聞いたのでしょう。

そういうレポートを信じてしまうところが子どもだったと思います。

大人になってからの勉強も面白いし、

大人になってからの友だちも宝だし、

大人になってからの成長も喜びです。

勉強しなくて友だちもいなくて成長もないような、そんな大人はつまらないでしょう。

でも、そんな大人にならないでいいんです。

 

 

私は私の良いと思うところを選んで、素敵な人を見つけて、

その素敵な人を素敵だと思う友だちを見つけて、

そうやって私の居場所を作っていけばいいのです。

勇気があれば、つまらない人生なんておくれないです。

他人のことを悪く言って、賛同する人を集めていく居場所作りをする人たちのこと、

とても気の毒に思います。

いくつかの私の居場所で、そのような動きがあって、うんざりしています。

勇気があれば、貢献的な道を歩める。

 

私は政治的なことや組織運動的なことには興味はありません。

自分をどうやって世の中でお役に立てるよう生きていけるか、

私を好んでくださる人たちとご一緒に、アドラー心理学を通して学んでいきたいと思っています。

それが私にできる貢献だと思っています。

それがアドラー心理学の治療共同体の役割だと思っています。