繋ぎ目

今日はプチパセージでした。

その後シェアリング兼ねたランチをして、まったりした休日でした。


少しずつ少しずつ、共に学ぶ仲間が増えていっています。

人の輪が広がっていくことが、

その繋ぎ目に私たちひとりひとりがなっているんだと実感できることが幸せです。


お久しぶりの仲間と、今日初めてお会いした方とが、心通わせ合う瞬間に立ち会えたことが嬉しいです。

アドラーは、人と人とを結びつけるのが私の役目ですと言ったのではなかったかな。

正確ではないかもしれませんが。



アドラー心理学の細かな技術を使って、私はパセージリーダーとしての役目を果たそうとしています。

学んできたアドラー心理学理論に自分の行動や話し合いの方向が則っているかどうか、いつもチェックをしています。

だけど、一番大切なのは、みんなのために私に何ができるかと考えて行動する、

その構えや動機なのだと思います。

それを共同体感覚っていう多義語で表すんですけどね、

専門用語を使うとわかった風に話が進んでしまうので、できる限り美しい和語で表してみたいなと思います。


相手を思いやる気持ちを伝えたいときに、うまく表現できればいいなと思います。

ひとつひとつの台詞の代替案をみんなで考えるとき、

相手のことも、それを言おうとする事例提供者さんのことも、

そのおふたりの関係も、おふたりを取り巻く人たちみんなのことも、

その全体にとって良いことって何かなと思いを馳せられるのが嬉しいです。


2年前、駆け出しのパセージリーダーだった頃の私は、相手と当人のふたりのことしか見えていなかったように思います。

でも、おふたりが組み込まれているこの環境、社会、時間、世界に気づいて、

その中の2人、その中の物語なんだと思えるようになりました。

そうすると、同時に、私がこの瞬間一緒に時間を過ごしているみなさんとの中で、

今物語を作っているんだと、感じられるのです。


いつだって私には、相手のためにできることがあるはずです。

だって私は、相手と同じように、世界に組み込まれているから。

この世界の中で私たちは相互作用し合っているから。