暴く

今日のスケジュールは詰まっていた。

朝はコーラスの練習。

昼に野田俊作ライブラリのオンライン勉強会、

夜に野田先生の論文のオンライン勉強会。

ずっと声を使っていたような気がする。


論文の勉強会はカウンセリングの勉強になっている。

仲間がカウンセリング頑張っているのを聴くと、私も上手にできるように頑張りたいと勇気づけられる。

最近私のカウンセリングルームは開店休業中。

上達のためには実践あるのみだと思うので、カウンセリングさせてもらいたい。

クライアントさん、どこかにいらっしゃらないかな…



カウンセラーのお稽古はあまり進んでいないが、

その代わり、早期回想・中期回想を語ることでクライアントとしてのお稽古は進んでいる。

私は成長したいので、自己執着に気づき、自己欺瞞を暴こうと努めている。


私のたいていの思い込みは子どもっぽく、極端で、現実の一部分の恣意的な切り貼りだ。

あるいは完全なる空想だ。

人間完全に自分の思い込みを手離して自由になることはできないけれど、

今より少しは現実に即した物の見方を手に入れることはできる。

そうやって暴き続けていれば、少しずつ成長していける。

そうすると、問題への対処が少しずつより良いものに変わっていく。


自己欺瞞に気づくのはたいへん痛い。

だいたい、自分を自分で騙しているのだから、気づかないでいられるように不思議な理屈を組み立てているのだから、まずその理屈を壊す必要がある。

その前に、自己欺瞞を暴くぞという決意が要る。


自分がクライアントになれば、痛みも、学びも、身を持って感じられる。

そして少しずつ私がシンプルになっていくよう思う。

シンプルになれば、制御がしやすい。

私は自分を制御することにたいへん興味がある。

だから私を暴いていきたい。


その過程で得たものを、クライアントさんに還元できれば何よりだと思う。