男の子

今日はお母さん業の日でした。
小児科がたいへんたいへん混んでいて、17時半からの予約をなんとかとったけれど、
診察してもらえたのは19時過ぎていて、帰宅すると20時過ぎ!
それからご飯作ってお風呂入れて…やれやれでした。
予防注射と風邪の季節になりました。みなさまもお身体にお気をつけてお過ごしください。


お泊まり保育から帰ってきて以降の次男は、なんだか少し大人になった気がしています。
大人というのか、男というのか。
「ぼくは車の方を歩くから!お母さんはこっちを歩いて。ぼく大丈夫ですから。だって小さい組さんと一緒に歩くときは、ぼくが車の方だからね。」
「ぼくは今日ね、先生がいないーって泣いてた子がいたから、何先生?って聞いて、A先生って言ってくれたから、A先生のとこに連れて行ってあげたんだよ。」
たくましくなったなと思います。


お泊まり保育では、幼稚園の庭に生えているいい香りのする葉っぱをお風呂にいれてみんなで入浴したらしくて、
次男はその葉っぱを摘んで帰宅しました。(何の植物か不明)
これを入れたら、お肌がつるつるになるんだよ!だからお風呂に入れて!って。
君の肌はこれ以上ないほどつるつるなんですが… 笑
葉っぱを入れてお風呂に入った後、
次男「お兄ちゃん見て!ほら、ぼくのお肌つるつるになったでしょ!」
長男「えー、いつもつるつるだから変わんないよ 笑」
次男「ううん、もっとつるつるになったよ!」
長男「そうかなあ…」

後で私と2人になった長男と。
長男「男の子なのにつるつるがいいんだねー。まだ小さいからかな。
    でも女の子だったらさ、絶対に、みんなお肌つるつるが嬉しいもんだよね。」
私 「そうかもしれないね。」
長男「いや、女の子ってそういうもんだよ。でもぼくは男の子だからさ、どっちかっていうとザラザラの方がいいよ。」
私 「ザラザラ?」
長男「ほら、傷は男の勲章って言うからね。」
私 「あ、そうなんだ 笑」
長男「そうですよ、男の子っていうのはそういうもんなんですよ。」
私 「いやー勉強になります!」


またある日。
長男「ねえ、ぼくって不良っぽくない?」
私 「え…?不良っぽくはないと思うけど…」
長男「そっかあ。ぼく学校ではけっこう不良っぽいんだけどね。」
私 「そうなんだ 笑」
長男「そうだよ、まあ家での顔は違うから、今不良っぽくはないかもしれないけど。」
私 「学校でのお顔は知らないからなあ。学校では不良っぽいのかな。」
長男「そうなんですよー。男の子っていうのは不良っぽいのが好きなもんなんだよ。」
私 「不良ってどんな感じなの?」
長男「えーと、服が汚れても気にしなかったりさあ、いろいろ!」
私 「へえー 笑」
長男「女の子たちはね、みんな服をきれいにするのが好きなんだよ。不良じゃないんだよ。」
私 「そうなんだー!」


それはめっちゃ可愛いやんって思っても、がんばって言わないのです。
男の面子をつぶさないようにするのって大変です 笑
6歳も10歳も、可愛いなあと思います。
可愛いなりに、女の子とは違うというところ、強く認識しているものなんですね。

 


最近次男は、帰りの幼稚園バスではいつも、仲良しの女の子の隣に座っておしゃべりしています。
窓から手を振ってくれる、長い髪のぱっちりした目の女の子を見つけて、
飛び跳ねながら、ただいまー今日のおやつはなんだーって、ちょっと乱暴に言いながら走って行きます。
男の子の人生、ちゃんとやってるんだね。
優しくて強い子になっていっているんだろうな、と嬉しく思いました。