化石

今日はお母さん業の日だった。

子どもたちを病院に連れて行ったり面倒をみたり、

私も体調が良くないのでゆっくり休んだ。



読みかけのままだった『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を夢中になって読んでいた。

ゲーテの生きた時代背景を少し知ったから、

より文脈が読みやすくなってきた。

他に、もう読むべき本なんてそんなにないんではないだろうかと思えてしまう。


私は娯楽の少ない人間だ。

どうやらドラマも映画も、無いなら無いで全然問題ないようだ。

本当に私の心にかない、面白いと思えるものだけを愛でていこうと思う。


まったく世間の話題に無知だったりするのだが、

今のところそれで支障はない。

こうやって化石になっていくのかもしれないけれど

私にはアドラーゲーテだけ残ればそれでいいかもしれない。

他のものにあまり大した価値を見いだせない。


こんな私とも親しくお付き合いしてくださる方々に感謝している。