今日もカウンセリングでした。
やっぱり、今までにアドラー心理学やパセージを学んだことのないクライアントさんに対して、
私の働きかけは特に不十分な気がします。
とても難しいことに挑戦してくださって、本当にありがたいです。
カウンセリングのひとつひとつの過程を、とても新鮮に受け止めてくださるのが、
嬉しいです。
もっとよい働きかけができるように、お役に立てるように、なりたいです。
落ち込んではいますが、ただ落ち込んでいるだけでは意味がありませんから、
今日の自分のよかったところを探してみましょう。
すべてのクライアントさんについて、カウンセリングが3回目4回目になってきたので、
カウンセラーであることに慣れてきて、不必要な緊張はしなくなったと思います。
それから、クライアントさんが難しく感じているところに気づくことはできたと思います。
クライアントさんのペースに合わせることも、できたかな?
学んでもらうことを設定して、それを学んでもらえるように、
パセージテキストを活用することもできました。
納得していただけて学んでいただけたので、それは良かったことです。
でもね、学んだことを現場で実践することは、もうひとつ大きなステップですよね。
クライアントさんがそのことに気づいておられたこと、とても素敵だと思いました。
頭ではわかったけれど、同じような場面でできるかどうかは自信がない。
そのように正直に言ってくださったこと、とても嬉しかったです。
一歩ずつ、一歩ずつ、小さな一歩を踏み出していけたらと思います。
まずはもっと別の、簡単にできそうな場面で、挑戦してみていただけたらいいなと思います。
今日もそんな宿題を出させてもらいました。
そういう宿題を出した瞬間、クライアントさんたちに認識反射が出ることが最近多いです。
簡単なところからできそうなことをやってみるって、
逃げ道ふさがれてしまうから、
ちょっと、「あっ!しまった!」って思うのでしょうね。
その、「あっ!しまった!」っていうの、私も何度も何度も体験しました。
それは実は、勇気づけだと思います。
勇気づけられると、しまった!って、思うことがあるんです。
あー、これはやらなくちゃあかんやつやなあって。
快か不快かと聞かれたら、快ではないと思います。
でも、すべきことをしようと、自分のタスクに取り組もうと思えます。
きっと私にはできるはずって、信じてみようと思えます。
優しくて厳しい先生方、先輩方から、
私は信頼していただいているのだなあと、とても嬉しく思えます。
そんな風な勇気づけを、私もできるようになったのかもしれません。
厳しい私についてきてくださって、本当にありがとうございます。
クライアントさんたちの挑戦とその勇気を、応援しています。
ご一緒に一歩ずつ進んでいけること、本当に嬉しく思っています。