今日はパセージOBメンバーさんとの抄読会でした。
今日は、うちの子どもたちは、メンバーさんの子どもさんたちと一緒に、
会場から徒歩すぐの我が家でお留守番をしてくれていました。
我が家は少し変わった構造になっていて、
私と夫の書斎と子ども部屋が屋根裏部屋でつながっています。
帰宅して書斎に入ると、なぜか本の位置がずれている…
どうやら書棚を登って、屋根裏経由で子ども部屋へ行ったな…。
いろんな抜け道があってすごく楽しかった!って、小さなお客様たちが喜んで言っていたのはこのことね。
私たちがただいまーと帰ってきて玄関のドアを開けると、
ドアの取っ手に紐が取り付けてあって、
どういう仕組みなのか、内側の扉が自動で開いて、
子どもたちが「わーい大成功だー!」と、出て来ました。
紐は2階からつながっていて、何か壮大な仕掛けになっていたようでした。
いろんなことして、遊んでいたみたいです。
よかったです。みんなとても仲良く過ごしてくれていたみたいです。
創意工夫も素晴らしい。
そして、帰りましょうと行ったら、すぐに帰り支度を始めてくれたことも、とても助かりました。
子どもたちの協力のおかげで、私たちは2時間半の間、集中して勉強会をすることができました。
それに、私たちの友情も深まったように思います。
子どもたちだけで留守番をさせること、賛成してくださって嬉しかったです。
書棚を登るとか、押入れに座っているとか、
そういうことを不適切な行動ととらえることもできるけれど、
これはどうなんでしょうね。
私の気にいらないことではあるけれど、
子どもたちにとっては、私に対して行う不適切な行動とは違うと思います。
彼らのしたいことと、私のしてほしくないことがかみ合わないだけ。
それに、私が子どもだったら、書棚を登って屋根裏に行くのは魅力的だし、
押入れに入って座るのも、魅力的だと思います。
その面白さを、小さなお客様と共有したいだろうなと思います。
私には、(色々突っ込んだ)押入れの中を私のお客様に見られてしまったということ以外、何も迷惑はかかっていません。
(ちなみに押入れの中をお客様に見られてしまったことも、
心理的迷惑であって、実体的迷惑ではありませんので、
パセージテキストに基づいて考えれば、共同の課題にしにくいところです 笑)
今日、お客様が来るということで、昨日は子どもたちも一生懸命に片付けと掃除をしてくれました。
段々きれいになってきて、
「あーぼくやっぱりこのお家が好きだな〜」って2人とも言ってくれました。
私は片付けも掃除も苦手なんだけれど、
自分の手で片付けて掃除することは、大切な家を、大切にすることですね。
当たり前なんですけど、しみじみ思います。
長男は私との関係がとても悪かった一時期、
家を傷つけたり家具を壊したり、そういうことをたくさんしていました。
今は率先して拭き掃除もしてくれて、
まるで違う人みたいです。
物の扱いが雑なのは変わらないけれど、
自分の家をいい場所だと思ってくれるようになって、本当によかったと思います。
それで、この家の楽しみ方をお友達に教えて、たくさん遊んでいたんだなと思うと、
なんでだろう、私はとても嬉しいです。
これは不適切な行動ではないように思います。
きっと、女の子も来てくれるから、ぬいぐるみを用意してあげようって言って
ベッドの上にたくさんぬいぐるみを並べていたのと同じホスピタリティーで、
あの秘密の通路を教えてあげたんでしょう。
お客様たちは、今後他のお家に招かれて、
まさか本棚をよじ登るような子どもさんではないと思うので、
うちの家限定であれば、まあいいかと思います。
いっぱい冒険できたんだね。
いい夏休みだね。