オンステージ

今日はカウンセリングでした。

それから、アドラーネットに練成講座の感想を書いてアップしました。

 

アドラーネットとは、日本アドラー心理学会掲示板です。

講座の感想や、パセージリーダー同士の情報交換など、

特に養成講座の体験談やサブリーダー研修の体験談は、とてもためになります。

申し込んだ方は自由に閲覧・書き込みができます。

ご興味のある方は、日本アドラー心理学会の学会員になっていただくか、

パセージを受講していただくかして、

日本アドラー心理学会の事務局を通じてアドラーネットに申し込んでみてください。

(学会員は年会費7000円、

 アドラーネットは5000円が必要だったと思います。)

こんなところで宣伝してもあまり意味がないことはわかっていますが、

もしも、それで誰かとつながることができれば嬉しいです。

というわけで、アドラーネットに書いたことはここには転載しないことにします。

 

 

毎日このブログを書くことで、毎日が新鮮なものになっている気がします。

ただ流れていく日というのがなくなりました。

1日1日、私はドラマを生きていると感じるようになりました。

そのドラマは、つまらないドラマの日もあれば、

練成講座のときのような劇的なドラマの日もあるけれど。

ブログを書く前は、オンとオフだった気がするのです。

練成講座に参加するようなときは、非日常のオンモード、

帰宅したらつまらない日常のオフモードで、

しばらく寝込んで、数日経ってからようやく日常生活に戻っていく。

そして自助グループでオンモードになって、帰宅してオフになる、という繰り返しでした。

緊張と弛緩の差が激しかったです。

そりゃ疲れますよね。

でも今は、ほどよい緊張がずっとあって、日々を大切にできていると思いますし、

オンモードだった劇的なドラマの場面でも、私という役者は

舞台の上だけでない私生活を大事にできるようにもなったのかな、と思います。

 

私はステージの上に立つのが好きなんです。

そこに立たなければ見れない景色があります。

舞台上で良いパフォーマンスをしてみたいと思っています。

それが思うようにできないから劣等の位値に落ちるのですけれどね。

でも、私はめげずに、これからもステージの上に立ってみたいと思っています。

調子乗りのストレンクスなんでしょう。

色々なステージに立たせていただけて、場数を踏んで、

もう不出来な自分を恥ずかしいなんて思わなくなりました。

緊張するのは、うまくできなかったらどうしようという不安のせいです。

その場でやれることをやるだけだと心に決めたら、落ち着きます。

 

カウンセリングをさせてもらえるのも、パセージをさせてもらえるのも、

自助グループをさせてもらえるのも、

本当にありがたいことだと思います。

そのステージは、私にライトが当たるわけではないけれど、

一緒に舞台に立つみなさんが輝けるようにお手伝いできることが嬉しいです。

 

 

 

今日のカウンセリングは、時間切れでした。

エピソード分析をすることができませんでした。

でも、中途半端にエピソード分析を始めることなく、

対処行動とライフタスクを決めるところまでできて、

そこで終わりました。

エピソードを聴くことはできました。

なかなか言葉が決まらないエピソードを、クライアントさんと共に描いていくことができました。

1時間はとても短い。

でもたぶん、今日の私たちにとっては、そうやって物語を言葉にすることが

大切だったのだと思います。

自分の未熟さが本当に申し訳ないけれど、

私はクライアントさんのために、

今日の私ができる、一番良いと思えることを選ぶことができました。

私を信じて、協力してくださったクライアントさんに、本当に感謝しています。

もっとお役に立てるように精進します。

 

 

練成講座で学んだことは、私の思い通りにはいかないということです。

もっと上手になりたいのに、まだ私にはできないです。

でも先生方、先輩方も、この道を通って行かれたのだということが

私の勇気になります。

誰も、初めから上手にできていたわけじゃない。

みんな修行を重ねて重ねて、

あのように美しいカウンセリングができるようになられたんだ。

そのためには、修行あるのみ。この道しかないのです。

 

それから、私は少なくとも合格点は超えられるようになったということも、

わかっていたいと思います。

私は慎重なので、もう一歩を踏み出すことをいつも躊躇します。

優子先生に、美穂さんはきっと危ないことはしないと思いますよ、と言っていただきました。

そうです、私はクライアントさんの安全を、いつも慎重に考えています。

それは多分、私のストレンクスなんだと思えました。

だから、私が大丈夫だと思えたら、その感覚を信じて、

クライアントさんの援助のために、そのもう一歩を、

クライアントさんを尊敬して信頼して、一緒に、勇気をもって踏み出してみたいと思います。

それができたときに、クライアントさんは大きく成長できるはずだし、

私がクライアントさんを本当に援助できると思うからです。

 

 

今日は、時間内で切り上げることに勇気が要りました。

とても小さな小さなことだけれど、

クライアントさんのために、時間を守れたことは、

私の成長だと認めてみたいと思います。

次こそは、エピソード分析を時間内にしっかりとしてみます。